オリジナルシリーズ 脇役サン
物語の中心で重要な役割を担う人物でなく
平凡な日常を楽しんでいそうな
台本に役名も無く
「通行人」とか「店員」とか表現されそうな脇役の中に
ちょっと魅力的な存在を見つけた
という感じをやりたくて
シリーズ「脇役サン」を始めました
【解説】
アマチュアモデラーにとって、フィギュアはキャラクターへの思い入れの結晶と考えていますが、時としてそのキャラ設定が障害となって造形に取り組めないこともあります。
キャラクターデザインは好みなんだけれど、登場する作品のストーリーが、あるいはキャラの役柄が好みでないばかりにモチベーションが上がらない。
（逆に凄く好きな作品なのにキャラデザインがイマイチ好みでないためにフィギュア化できないこともあり。）
そこで設定に縛られず気ままに造形できる題材としてオリジナルシリーズを始めました。
2004年にオリジナルキャラクターに着手する時から思い描いていたのは
大人の女性の楽しそうな日常を描きたい、ということでした。
その一瞬にも物語はあります。でもアニメや映画になるような特別な状況である必要はありません。
「世界の危機」や「一代記」に関係なく展開する日常を切り取った一コマは、キメ顔、キメポーズでないスナップ写真のような魅力を持つのではないでしょうか。
