「三十郎工房」２０００年重大ニュース

　２０００年ももう残りわずかとなりました。
　「三十郎工房」も今年３年目に入りましたが、地味サイトにもかかわらず多くの方に訪問いただき、大変お世話になりました。ありがとうございました。

　さて、年末恒例の企画ですが、私的重大ニュースでこの一年を振り返ってみましょう。
・・・と、思いましたが、今年は模型関係ではあまり動きのない一年でした。よってこのようなショボイ重大ニュースに・・・

第３位
「デジカメレベルアップ」
　OLYMPUSのデジタルカメラ「E-10」を購入。久々の贅沢な買い物でした。
　理由はフィギュアの画像をきれいに撮りたいから。出不精モデラーにとって作品発表の場はここ「三十郎工房」だけなので、ここに掲示する画像をできるだけ再現度の高いものにしたい、というのが一番大きな理由ですね。といっても実物よりきれいに撮っては意味がナイので、画像処理には気を使います（うっかりすると実物より良くしてしまう）。
　普通のフィルムのカメラだと、現像やプリントは業者まかせになりますが、そこでどうも色味がおかしくなることが多くて昔は苦労しました。苦労の結晶がその最終段階でコケてしまうワケで、辛いものがあります。かといって写真屋の店先でフィギュアの写真を並べて「この色味で・・・」とか指示するのも照れくさいので、デジタルカメラにしてホントに助かりました。
　とはいえ、これも自分が今見ているディスプレイのセッティングがおかしければ、他の皆さんにはワタシが意図した色味で見ていただけていないワケで、疑いだしたらキリがない・・・

第２位
「ワンフェスリセット」
　昨年初めて参加した業界最大のイベント「ワンダーフェスティバル」ですが、今年は参加を見送って２００１年冬にはなんとかディーラー参加を、と考えていました。
　ところがところが、冬の開催はナシ、以後の開催も白紙ということで・・・
　結果的には冬の開催があったところで出品出来るモノが間に合ったとは思えず、参加したとしてもせいぜい次元の展示くらいになったとは思いますが。
　ワタシ的にショックだったのは主催者の求める「参加者像」がワタシの考えていたそれとはかなり違うものだったんだなぁ。ということ。
　「版権申請しておきながら間に合わない」とか「申請以上の数を勝手に売っている」とかあきらかにルール違反なことをしている人が多くて問題だ、というのは以前から聞いていましたが、主催者が非難するところの「ヌルい」参加者というのは明らかにワタシを含む気概の足りない、意識の低い参加者も指しているらしいです。
　前にも書いたけど、構成人口が増えるということはその（いろんな意味での）レベルが高い人も増えるけど低い人も増えるということで、その人口構成ピラミッドはどう考えても下の方が圧倒的に多くなるよねぇ？
　そしたら頂点は高くなるだろうけど、平均値は下がることだってありうるし、全員を一カ所に集めれば、ざっと見渡して底辺の人が一番多く目に付くのは当然。だって一番多いんだから。
　誰でも参加できるイベントである以上、そういう風景になるのは当然だしそういうイベントだと思っていたのですが、主催者にとってはそうでもなかったらしい。
　「ああ、ワタシは目障りな参加者だったのか」と自らを責める日々がしばらく続きました。

第１位
「次元大介完成」
　今年完成したのは「次元」１個だけでした。なんたるアリサマか。
　でも完成したのは嬉しかったよー。いくつも造型上の問題点はあるけれど、現時点ではワタシにしては良くやった、と思える自信作。評判も良かったし。
　ずいぶん時間がかかったけれど、完成できて良かった。ホッ、まだやれそうだ。とか思ったり。
　年内にもう一体くらい完成させたかったケド、無理でした。
　去年は「はれぶた」とか「マサ」とか、どちらかというと小物だったので年２体完成したけど、やっぱり１／８マジフィギュア（？）になると１年に１体は無理ですな。
　うちの訪問者の方には大変退屈な思いをさせていることと思いますが、今後とも気長におつきあいいただきますようお願いいたします。


・・・うわー、やっぱりショボイ内容になってしまった。
まぁ今年一年がモデラー的にはこの程度だったということで、来年もコツコツがんばります。

来年も楽しいコトたくさんありますように！
それでは皆さん、良いお年をお迎えください〜